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毎日新聞 2021/12/7 12:30(最終更新 12/7 12:30) 有料記事 1115文字




 新型コロナウイルス対策を議論する政府の専門家会議について、菅義偉前政権幹部が、10月の発足時に岸田文雄政権に対してメンバーや組織の再編を提案していた事実が浮上した。緊急事態宣言の発令時期などを巡り、しばしば「対立」してきた前政権と感染症の専門家。最終的にこの提案は見送られたが、取材を進めるとその舞台裏が見えてきた。【阿部亮介】

 政府の専門家会議には、感染症対策を議論する「新型コロナウイルス感染症対策分科会」と、緊急事態宣言の対象などを政府が諮問する「基本的対処方針分科会」、厚生労働省に感染症対策を助言する「アドバイザリーボード」がある。菅前政権幹部らによると、10月に岸田政権が発足し業務を引き継ぐ際…

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