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毎日新聞 2021/12/7 13:26(最終更新 12/7 15:54) 304文字




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複数の建物が焼けた火災現場=東京都江東区で2021年12月6日午前4時半ごろ、笠間達磨撮影

 東京都江東区の住宅12棟が6日朝に焼けた火災で、警視庁城東署は7日、火元とみられる住宅に住む同区大島8、無職、時庭和一(ときにわかずいち)容疑者(57)を現住建造物等放火容疑で逮捕した。容疑を認め、「コンロで広報紙などに火をつけ自宅1階に置いた。自殺しようと思っていた」と供述しているという。

 逮捕容疑は6日午前4時ごろ、木造2階建ての自宅に火をつけて、自宅と周辺の民家やアパート計12棟(約230平方メートル)を焼損させたとしている。時庭容疑者は出火の約15分後に「火をつけた」と近くの交番に出頭。煙を吸っていたため病院に搬送されたが軽傷で、7日の退院後に逮捕された。他にけが人はいなかった。【木原真希】