https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121000508
2021年12月10日11時03分

https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/202112/20211210ds57_p.jpg
霞が関の官庁街。右は国会議事堂=2019年、東京都千代田区




 国家公務員の冬のボーナス(期末・勤勉手当)が10日、支給された。管理職を除く一般行政職(平均34.2歳)の平均支給額は65万1600円で、前年冬より2000円減少した。


 今年は給与法の改正が間に合わなかったため、人事院勧告に基づく0.15カ月分の引き下げは来年6月のボーナスで調整する。職員の平均年齢が0.4歳低下したため、0.3%のマイナスとなった。
 特別職の最高額は首相と最高裁長官の569万円。衆参両院議長が527万円、閣僚は415万円だった。中央省庁の事務次官は323万円。行財政改革を進めるため、首相と閣僚は一部を自主返納し、実際の支給額はそれぞれ398万円、332万円となる。