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2021/12/14(火) 18:27:15.56ID:EIn5OH4n9毎日新聞 2021/12/14 17:06（最終更新 12/14 17:06） 471文字
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高知地裁、高知家裁、高知簡裁が入る庁舎＝郡悠介撮影
中国・四国地方4県の文化財や文化施設などに傷をつけたとして文化財保護法違反などの罪に問われた愛知県清須市の無職、加藤丈晴被告（48）に、高知地裁（吉井広幸裁判官）は14日、懲役2年、執行猶予4年（求刑・懲役2年）の有罪判決を言い渡した。
判決によると加藤被告は2020年12月〜21年1月、国の重要文化財に指定されている丸亀城（香川県丸亀市）の天守の柱や、高知県立高知城歴史博物館（高知市）の出入り口扉、湯築城資料館（松山市）の映写室壁面、岡山城（岡山市）の天板など、4県の歴史的建造物や文化施設で扉や柱などに傷をつけたなどとされる。
吉井裁判官は「一回限りでなく、いたずら、悪ふざけというには度を越して悪質」とする一方、「一部受け取りを拒否されているものの53万円あまりを被害弁償として送金し、公判途中から反省の弁を述べている」と情状酌量した。
加藤被告は初公判で起訴内容を否認していたが、公判途中で手話通訳を通じて「初めは状況が分からず、どうしたらよいのか分からず否認し続けていた」と述べ、一転して起訴内容を全て認めていた。【小宅洋介】
