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2021年12月15日 6時0分スポーツ報知

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ビートたけし



 タレント・ビートたけし(74)がレギュラーを務めるTBS系報道番組「新・情報7daysニュースキャスター(Nキャス)」(土曜・後10時)を来年3月末で降板することが14日、明らかになった。

 この日、ニュースサイト「NEWSポストセブン」が報じたもので「週刊ポスト」の人気連載「ビートたけしの21世紀毒談」の取材でたけしが語ったとしている。スポーツ報知の取材に所属事務所「T.Nゴン」は書面で「(事実関係は)北野本人が語っている通りでございます」と回答。TBS広報部も「たけしさんが来年3月いっぱいでご卒業いただくことは事実です。創作活動などに時間と精力を注ぎたいということで、たけしさんと番組側で話し合って、ご卒業を決めました」と認めた。

 「Nキャス」は2008年10月にスタート。たけしと同局・安住紳一郎アナウンサー(48)のコンビで人気番組となっていた。番組について広報部は「終了の予定はありません。安住アナは(4月以降も)出演します。たけしさんの後任は調整中です」としている。

 同サイトによると、たけしが決断したのは、11月27日。プロ野球・日本シリーズ第6戦の中継が延長されたため、「Nキャス」は当初から2時間20分遅れで、翌28日の午前0時20分スタートとなり「まだまだ元気なつもりではいたけど、正直なところ真夜中スタートの生放送はかなりしんどかった」と仕事セーブの決断の決め手になった。今後は映画、小説などの仕事を精力的に行う予定だ。

 12日の同番組の冒頭では、アクリル板にもたれかかるしぐさを見せ、前日に重病説が流れたことを自虐的に報告した上で、健康状態に問題がないことを指摘。「年はとったけど、体はピンピンしてるし、至って健康。『ニュースキャスター』をやめることとはまったく関係ない」としている。