https://www.daily.co.jp/gossip/2021/12/17/0014922435.shtml
2021.12.17

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テレビ朝日

 テレビ朝日の玉川徹氏が17日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、北京五輪・パラリンピックの外交ボイコットを巡る米中などの騒動について、「IOC(国際オリンピック委員会)にも問題の一端はある」と指摘した。

 米国が今月6日に外交ボイコットを宣言し、これに英国、オーストラリアなどが追随した。中国との関係から難しい判断を迫られる日本だが、岸田文雄首相は16日の参院予算委で外交ボイコットという表現は避けた上で、「私自身の出席は予定していない」と微妙な言い回しで話した。

 玉川氏は「あんまり大ごとにしたくないでしょうね。オリンピックを巡って対立するような状況をつくるのは、少なくとも日本にとっては得策ではないなという気はするんですね」と日本の置かれた立場に理解を示したが、「オリンピックが本当に政治からフリーなものを目指しているのであれば、どの国のトップもオリンピックに呼ばないことにすればいいんじゃないですかね、IOCが」と矛先をIOCに向けた。

 「自分たちが『政治とは関わらない。そこから遠い存在なんだ』って言っているのに、そこで政治家の外交が行われる状況を作っているわけですから」と、IOC側にも問題があると話した。