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毎日新聞 2021/12/17 13:44(最終更新 12/17 14:11) 353文字




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火災があったビルと消防隊員ら=大阪市北区で2021年12月17日午後0時12分、山崎一輝撮影

 大阪市北区曽根崎新地1の雑居ビル4階のクリニックで起きた火災で、クリニックの患者で50〜60代の男性が放火した疑いがあることが捜査関係者への取材で判明した。

 また、大阪府済生会中津病院は3人が死亡したと明らかにした。一酸化炭素中毒の症状があったという。

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 17日午前10時20分ごろ、大阪市北区曽根崎新地1の8階建て雑居ビル「堂島北ビル」で、「4階が燃えている」と多数の通行人らから119番が入った。大阪府警や市消防局によると、4階には心療内科と精神科の医療機関「西梅田こころとからだのクリニック」が入っている。



 火は約30分後にほぼ消し止められたが、男女28人が負傷し、うち27人が心肺停止の状態になっている。府警は現場の状況から放火事件の疑いが強まったとして捜査を始めた。【安元久美子、郡悠介】