https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121701093
2021年12月18日00時11分




 日本列島は17日夜、強い冬型の気圧配置となり、北海道から山陰の日本海側を中心に雪が降った。北海道や長野・岐阜両県北部、新潟県で大雪となった。気象庁は18日にかけて大雪や猛吹雪、暴風、高波に警戒するよう呼び掛けた。太平洋側の山地でも大雪になる所があるとみられ、交通の障害や雪崩に注意が必要。


 17日午後10時までに、北海道小樽市では24時間降雪量が51センチ、札幌市中央区では41センチに上った。長野県野沢温泉村では3時間降雪量が21センチ、新潟県津南町では18センチを観測した。
 高速道路は上信越道や東海北陸道の一部区間が通行止めとなった。
 18日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、北陸80センチ、関東甲信70センチ、北海道と東北、東海60センチ、近畿と中国50センチ、四国と九州北部15センチ。
 18日にかけての最大瞬間風速は北海道と東日本、近畿、中国、九州南部で35メートル、東北と四国、九州北部で30メートル。波の高さは東北と関東、北陸、近畿、中国で6メートル、北海道と東海、九州北部で5メートルの見込み。