0001ひよこ ★ [ﾆﾀﾞ]
2021/12/18(土) 06:33:07.81ID:bbveywE69毎日新聞 2021/12/18 05:30（最終更新 12/18 05:30） 810文字
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今季のW杯第3戦で初優勝した松井大和＝米ソルトレークシティーで、USAトゥデー・ロイター共同
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の広がりが北京冬季五輪の代表選考にも影響を及ぼしている。選手が海外遠征から帰国したばかりのスピードスケートは選考会の日程変更を迫られ、海外を拠点に活動する選手の多いフィギュアスケートも入国制限の余波を受けた。
政府は11月末、世界的な感染拡大を受けて外国人の新規入国を原則禁止に。帰国後14日間の隔離期間中も特例で練習や試合参加を認めてきたが、適用されなくなった。その後、厳格な行動管理などの条件を満たせば隔離中の練習は認められるようになったが、試合参加は認められなかった。
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W杯第4戦の男子500メートルで、日本勢で3人目となる33秒台を記録した村上右磨＝カナダ・カルガリーで、ISU提供・ゲッティ共同
これによって対応を迫られたのが、スピードスケートだった。12月27〜30日の日程で長野市で代表選考会を開催する予定だったが、ワールドカップ（W杯）に出場した選手たちが帰国したのは14日。このままでは出場できず、選考会の日程を29〜31日にずらした。日本スケート連盟関係者は「国に相談したが、観客を入れて開催する大会出場は、14日の隔離の原則は曲げられないと言われた」と振り返る。選考基準も変更し、代表入りが確実な高木美帆（日体大職）らは選考会に出場しなくても代表に選ぶと決めた。
フィギュアスケートも同様に代表選考会を兼ねた全日本選手権（23〜26日、さいたま市）を欠場しても、代表に選出できるよう選考基準を変更。カナダに拠点を置く三浦璃来（りく）、木原龍一組（木下グループ）をペアの代表に決定した。一方、外国人の入国停止の影響で、海外で指導を受ける紀平梨花（トヨタ自動車）らが、外国人コーチ不在で全日本に臨むことになった。
ノルディックスキー・ジャンプも、海外選手の来日のめどが立たず、来年1月に札幌などで開催予定だったW杯3大会の中止が決定。女子は選考基準で、国内大会までのW杯のポイント上位者から五輪代表を決めることになっており、逆転で代表入りを狙う選手に影響が出た。【松本晃、倉沢仁志】
