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2021/12/18(土) 08:42:23.07ID:bbveywE69毎日新聞 2021/12/18 07:00（最終更新 12/18 07:00） 526文字
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中から白キクラゲがのぞく「白華大福」
宮崎大教育学部が、白キクラゲを無農薬で栽培・販売する「きくらげ堂」（宮崎県西都市）、お菓子の日高（宮崎市）、宮崎第一信用金庫（同）と連携し、白キクラゲを使った大福「白華（しろはな）大福」を開発した。学生が商品開発からネーミングまで担った。1月22、23、29、30日に「お菓子の日高 JR宮崎駅店」で期間限定販売する。
中学校の技術・家庭科で教えるものづくりと食の知識を、教員を目指す大学生が活用した。白キクラゲは食物繊維やビタミンDが豊富に含まれており、健康志向が高い女性をターゲットに、中のあんと合わせ、包み皮にも粉末を練り込んだ。「多くの人に手に取ってもらえる価格で」という宮崎第一信用金庫のアドバイスを踏まえ、5個入り税込み1000円に抑えた。
13日には、家庭科の教員を目指す学生や企業担当者ら計15人で商品名を検討した。6字以内で最後に大福を入れる▽幅広い年齢層に親しまれる▽味や食感をイメージしやすい――などの条件で学生が考案した四つの商品名を議論。満場一致で「白華大福」に決めた。
主に開発に携わった4年の柴田純さん（21）は「商品開発の難しさを実感した。大福は新しい食感で、健康効果もある。ぜひ食べてほしい」と期待する。【杣谷健太】
