0001ひよこ ★ [ﾆﾀﾞ]
2021/12/19(日) 22:18:24.62ID:a31ahKvs92021年12月19日20時33分
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閣議に臨む岸田文雄首相＝１７日午前、首相官邸
岸田文雄首相の初訪米の日程が固まらず、日本政府関係者が焦りを見せている。１１月に英グラスゴーで行われた日米首脳会談で、早期訪米で一致したものの、バイデン大統領が内政課題に追われて日程が確保できていない。首相は年内訪米を断念し、来年１月の通常国会召集前に実現したい考えだ。
林芳正外相は１６日の参院予算委員会で、首相訪米について、先の英中部リバプールで開かれた先進７カ国（Ｇ７）外相会合の際に、ブリンケン米国務長官との会談で取り上げたことを説明。ただ、「できるだけ早期の実現に向け、調整を続けていく」と述べるにとどめた。
日米両政府は当初、１１月下旬を視野に調整を進めていたが、訪米日程は整わなかった。背景には、バイデン政権肝煎りの大型歳出法案「ビルド・バック・ベター（より良い再建）」が議会上院で賛成を得られず、バイデン氏自らが調整に乗り出したことなどがある。日本政府関係者は「大統領は議会対策で手いっぱい。（米南部・中西部を襲った）竜巻もあって大変な状況だ」と漏らす。
また、菅義偉前首相が既に４月と９月、ワシントンを訪れていることも影響しているという。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の広がりも重なり、日米外交筋は「ホワイトハウスは大統領を外国要人と会わせることに慎重だ」と話す。
日米両政府内では、訪米を実現するため、首脳同士の食事を見送り会談のみとする「簡略化」案も浮上している。政府・与党は来年１月１７日に通常国会を召集する方針。２０２２年度予算案の審議などが控え、国会召集後の外遊は難しい。このため、日本側は１７日前の訪米を探る考えだ。
