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2021/12/20(月) 18:39:09.60ID:A68Hzwev9毎日新聞 2021/12/20 17:44（最終更新 12/20 17:44） 692文字
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立憲民主党のロゴ
立憲民主党が街頭で有権者らの要望などを聞く「青空対話集会」を始めた。来年夏の参院選に向け、全国各地で開催する。支持率が低迷する中、岸田文雄首相の「車座対話」に対抗し、発信力を高める狙いだ。
「今までは街頭演説がよくあるスタイルだったが、今回は皆さんの声をお聞かせください」。泉健太代表は19日、地元・京都府長岡京市での青空対話集会でこう訴えた。聴衆から所得税引き下げやガソリン高騰への対策など要望が相次ぎ、泉氏はメモ帳に書き取るなどし、立憲の政策を説明。「自民と対峙（たいじ）し、もう一つの価値観を提示するのはやはり立憲だ」と訴えた。
青空対話集会のモデルは小川淳也政調会長が11月の代表選期間中、東京・有楽町で連日開いた青空集会だ。聴衆にマイクを回して批判や応援など自由に発言してもらい、小川氏が答えるスタイルで、聴衆の規模は当初は20〜30人程度だったが、次第に100人を超えるようになり、多い時は約300人が集まった。
泉氏は「これまでの殻を破る取り組み」と評価し、小川氏の取り組みの全国展開を決定。青空対話集会の第1弾は18日、那覇市で小川氏参加のもと開催した。今後は来年1〜4月の週末に地方で集中的に開催し、平日は東京都内で開く予定という。聴衆の要望や意見を党の政策や参院選の公約に反映させることも検討している。
岸田首相は就任後の10月から国民との車座対話を重ね、「聞く力」をアピールした。今月の毎日新聞世論調査で内閣支持率が上昇したのに対し、立憲の支持率はほぼ横ばいの11％と低迷。立憲は青空対話集会を通じ、党勢回復のきっかけをつかみたい考えだ。【田所柳子、宮原健太】
