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毎日新聞 2021/12/20 18:13(最終更新 12/20 18:13) 331文字




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2021年を表す漢字として直筆の「謝」を掲げる河村たかし名古屋市長=名古屋市役所で2021年12月20日午前11時9分、高井瞳撮影

 名古屋市の河村たかし市長は20日の定例記者会見で、2021年を表す漢字として「謝」の字を選んだ。接戦だった4月の市長選当選などに対する「感謝」の気持ちと説明したが、東京五輪出場選手の金メダルをかじり批判を浴びた問題への「謝罪」の意図も含まれるかという質問については「自分でご判断いただきたい」と応じ、「関係の人から、もうこのことについてはしゃべるなと言われている。終わったことだとも言われている」と話した。

 一方、メダルをかじった問題以降、年内は自粛するとしていた対外公務については「公務を自粛するとなると市長ではないのではないか。市民の皆さんにも失礼になるし、そろそろ普通の状況に戻るべきだ」と説明し、年明けからの対外公務再開の方針を明らかにした。【高井瞳】