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2021/12/20 18:58



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南部・屏東県に漂着してきた軽石=読者提供

(高雄中央社)海洋委員会は19日、小笠原諸島の海底火山噴火で発生した軽石が台湾各地の沿岸海域に影響を与える見通しだと明らかにした。同委が20日に公表した資料によれば、同日午前11時までの24時間に北部・新北市富貴角や宜蘭県大里付近の海域で軽石が確認された。

同委によると、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や同委海巡署が観測した軽石の分布データなどを基に、国家海洋研究院が軽石の漂流を予測するシミュレーションを行った。

シミュレーションによれば、東部(屏東、台東、花蓮、宜蘭)や北部(基隆、新北、桃園、新竹、苗栗)、西部(雲林、嘉義、台南)、離島・澎湖の沿岸海域で今後も引き続き軽石漂流の影響が出る可能性があるという。

同委は引き続き軽石の動向を監視し、周辺海域で操業する船舶に警戒を促すとしている。

(曽以寧/編集:名切千絵)