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毎日新聞 2021/12/21 19:43(最終更新 12/21 19:43) 307文字




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岸田文雄首相

 岸田文雄首相は21日、党本部で開かれた憲法改正実現本部(本部長・古屋圭司元国家公安委員長)の総会で、「国会での議論と国民の理解を車の両輪と考えてしっかりと押し上げてもらいたい」と述べ、改憲への意欲を改めて示した。首相が党の憲法組織の会合に出席するのは異例だ。

 総会は推進本部から改組されて以来、初めて開催され、安倍晋三元首相や麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長らも出席した。



 首相は、改組の狙いについて「わが党の覚悟を示した」と主張。憲法9条への自衛隊明記など党の4項目のたたき台(条文イメージ)について「国民にとって早急に実現しなければならない内容だ。総力を結集して結果を出したい」と述べた。【田中裕之、藤渕志保】