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毎日新聞 2021/12/22 15:14(最終更新 12/22 15:15) 有料記事 468文字




 原子力規制委員会は21日、東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器の上ぶたで今月実施した汚染調査の結果を明らかにした。上ぶたの表面に新しく穴を開けて測定した放射線量から、上ぶたの内側に少なくとも2・7京ベクレル(京は兆の1万倍)の放射性セシウムが付着していると推定した。今後の分析で増える可能性があるという。

 上ぶたは鉄筋コンクリート製で、厚さ約60センチのふたが3層になった構造。規制委はこれまで、過去に測定した周辺の放射線量などから、上から1枚目と2枚目の間に2京〜4京ベクレルが付着していると推定していた。

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