2021年12月24日12時56分



立憲民主党は2021年12月24日、泉健太代表が就任してから初めての党ポスターを発表した。政党ポスターは代表が目立つデザインになることが多いが、新ポスターでは代表選に出馬し、執行部入りした4人が登場。キャッチフレーズには「さあ、力を合わせて。」と掲げた。

4人を入れる構成は泉氏の発案だといい、「戦った4名が、一致結束してこれからの党運営にあたっていく」という思いを込めて党の再生を目指す。

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立憲民主党の新ポスターを発表する泉健太代表。ポスターには代表選に出馬した4人が登場した

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立憲民主党の新ポスター。左から逢坂誠二代表代行、泉氏、西村智奈美幹事長、小川淳也政調会長


[立憲民主党の新ポスターを発表する泉健太代表。ポスターには代表選に出馬した4人が登場した].
[立憲民主党の新ポスター。左から逢坂誠二代表代行、泉氏、西村智奈美幹事長、小川淳也政調会長].

「まさにここから再生、伸びていかなければならないところ」
ポスターには左から逢坂誠二代表代行、泉氏、西村智奈美幹事長、小川淳也政調会長を配置。泉氏は、その狙いを
「相手は、今、非常に大きな議席を持っている自民党。そして、我々立憲民主党は、まさにここから再生というか伸びていかなければならないというところなので、まさにこの戦った4名が、一致結束してこれからの党運営にあたっていく。みんなが輝く、みんなが活躍する、これは自分自身の姿勢として言っていたことだが、もちろん代表としてリーダーシップを発揮していくとともに、やはり仲間たちも輝く党でありたい、という思いを持っている」

などと語った。

代表として初めて臨んだ臨時国会での「提案型」の意義に合わせて言及した。「批判と提案、立案のバランスであるし、双方をフルスロットルでやればいいという話」だとした上で、「批判が足らない」という指摘には、「足りないと思うならばぜひ声をあげて、そして、ぜひ国会質問にも立っていただきたい」と応じた。ただ、国会質疑で割り当てられた時間は限られており、スキャンダル追及に注力した場合は
「ともすると、本来訴えようと思っていた我が党の政策を訴える機会が削がれる可能性もある。ここは、やはり気をつけなければいけない」

とも指摘。スキャンダルについては「国会質疑以外の場を通じて真相究明を目指す」ことが必要で、国会質疑の時間は「我々の考える政策の発信・提案、こういうものが非常に重要」だとした。


「虎は、獲物を狙う時は、時に静かに...」
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