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2021年12月24日 12時09分 公開
[ITmedia]

 世界中の航空機の動きをほぼリアルタイムで追跡できる「Flightradar24」に12月23日ごろからサンタの機影が出現している。航空各社の飛行機に混じり、3匹のトナカイがひくソリのアイコンが北極海を南下中だ。

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「Flightradar24」にサンタの機影

 レーダーの情報によると、サンタは高度3万8000フィートを台風並みの時速40kmで移動中(日本時間24日午前11時現在)。便名は「SANTA1」で機体番号はサンタクロースの国際共通語と同じ「HOHOHO」(日本では『ほっほっほー』)。飛行機の型式は「Slrigh」(ソリ)、航空会社は「Merry Christmas」となっている。

 サンタの追跡はFlightradar24が毎年クリスマスの時期に行う“夢のある企画”。今年は地上レーダーに加え衛星を使った最新のADS-B(Automatic Dependent Surveillance・Broadcast:放送型自動従属監視システム)も動員してサンタを追っているという。「幸いなことにサンタはトナカイの角をトランスポンダー(中継器)として通信距離を延ばすことに成功した」。

 サンタはあらかじめ提出した飛行計画の通り、順調に最初の家に向かっている。現在位置はFlightradar24のWebサイトか、スマートフォンアプリ(iOS、Android)で確認できる。

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日本時間24日午前11時ごろのサンタ

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最新謎技術により3D CGでサンタの姿が見られる