https://encount.press/archives/258579/
2021.12.24

著者:
ENCOUNT編集部



東京都の小池百合子知事が24日、都庁で行われた定例会見に出席。都内で新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の新規感染者が4人判明し、市中感染が起きているとの認識を示した。

https://encount.press/wp-content/uploads/2021/12/24145246/8f886a65e5c431b173f8600d622bb604.jpg
小池百合子東京都知事【写真:ENCOUNT編集部】


海外渡航歴のある3人と市中感染の疑いのある1人の4人の感染が判明
 東京都の小池百合子知事が24日、都庁で行われた定例会見に出席。都内で新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の新規感染者が4人判明し、市中感染が起きているとの認識を示した。

 この日オミクロン株感染が判明したのは、海外渡航歴のある3人と市中感染の疑いのある1人の計4人。うち1人は都内のクリニックに勤める医師だが、診察中はフェースガードマスクで適切に感染防止をしていたため、受診者は濃厚接触には該当しないという。

 都では年末年始における都内の診療・検査医療機関約1200機関を確保。感染リスクが高い環境にあるなど、感染不安を感じる無症状の都民に対して無料で検査を実施する。また、「新型コロナ・オミクロン株コールセンター」を設置するなどの対応を行うという。

 小池知事は「無料検査を受けて陽性だった方は、速やかに診療機関を受診していただきたい。オミクロン株の市中感染はいつ起こってもおかしくない。ワクチン、治療薬の効果がどうなのか、まだ不明な点も多い。引き続きのご協力をお願いしたい」と話した。