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2021/12/24 15:27



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NFLのスタジアムで「台湾は中国の一部ではない」と訴える男性

(ロサンゼルス中央社)米ロサンゼルスで活動する約20の在米台湾人団体は23日、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)が国際マーケティング拠点を示した地図上で台湾と中国を同色で塗りつぶしたことについて、「台湾は中国の一部ではない」として連名で抗議した。

NFLは15日、18チームが8カ国26カ所の国際マーケティング拠点へのアクセスを許可されたと発表。それに合わせて公開した世界地図では、台湾を中国と同じ赤色で表示した。

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NFLの国際マーケティング拠点を示す地図=twitter.com/NFL345から

ロサンゼルス大都市圏台湾会館で行われた合同の記者会見では、団体の代表者らがNFLに対し不快感を表明。説明と謝罪のほか、問題の地図の削除と訂正を求めた。

今回の問題を巡っては、外交部(外務省)が18日にツイッター上で「われわれの主権と民主主義は揺るがない」とコメントを発表。21日には在米台湾人らが、抗議のメッセージを書いたボードを持ってスタジアムに赴き、台湾側の主張をアピールした。

また米共和党のテッド・クルーズ上院議員は15日、ツイッターで「中国共産党からの金を追い求めるNFLは、台湾を中国の一部として表示した。恥ずべき卑怯さだ」と批判。同じ共和党のカルロス・ギメネス下院議員も同日、「台湾人への抑圧やウイグル人奴隷から利益を得るのは恥ずべきことだ」と苦言をつづった。

(林宏翰/編集:齊藤啓介)
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