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2021年12月26日 9時53分スポーツ報知

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張本勲氏



 野球評論家の張本勲氏が26日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)で最後のレギュラー出演を果たした。

 今後、張本氏は不定期で同番組に出演する。一方で張本氏の後任を巡ってネットでは予想する記事が配信されるなど注目されていたが、この日の番組では発表されることはなかった。

 張本氏は、さまざまなスポーツの話題を取り上げるコーナー「週刊御意見番」で故・大沢啓二さんと選手のプレーを「喝」「あっぱれ」と批評して人気を集めた。2010年10月7日に大沢さんが78歳で亡くなった後は、1人レギュラーとして出演してきたが、今年11月28日の同番組で「私の都合でシニア人生ゆっくり過ごしたいんですよ。従ってこの番組のレギュラーを今年いっぱいで卒業します。来年は節目で出てきますから、また番組でお会いできると思います。長い間、大変、ありがとうございました。特にTBSには心から感謝しています」と年内の降板を明かしていた。 

 コーナーの最後に99年の初出演からの名場面をVTRで振り返った。また、野球のイチロー氏、サッカーの三浦知良、大相撲の間垣親方(元横綱・白鵬)からVTRでメッセージが寄せられた。張本氏は「だけど、思い出したらあっという間ですね、楽しかったね、スポーツだけだからね。私はいい人生を送らせてもらいました。こういう番組に出してもらった。TBSには心から感謝してます」と明かしていた。

 これまでもネット上では後任を巡って様々な予想が展開されているだけに今回、発表されなかったことで来年1月9日の新年最初の放送へ向けさらなる予想合戦の過熱が考えられる。