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毎日新聞 2021/12/26 19:35(最終更新 12/26 19:35) 412文字




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佐賀県警=佐賀市松原1で

 10月の衆院選で投票を呼びかける選挙運動の見返りに報酬を支払ったとして、佐賀県警は26日、佐賀市嘉瀬町荻野の事務員、小林祐子容疑者(63)を公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕した。関係者によると、小林容疑者は、佐賀2区で立候補し、比例で復活当選した自民党の古川康衆院議員(63)の私設秘書。

 県警は、小林容疑者から報酬を受け取ったとして、映像制作会社経営の保利一誠容疑者(38)=佐賀市兵庫南2=を同容疑で再逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。



 小林容疑者の逮捕容疑は11月25日、古川氏を当選させるため会員制交流サイト(SNS)で投票を呼びかける投稿などをした選挙運動の報酬として保利容疑者分の5万6000円、運動員数人分の計37万9000円を支払ったとしている。

 県警は12月7日、複数の運動員にPR動画の作成などを依頼し、報酬を支払う約束をしたとして保利容疑者を同法違反(買収約束)容疑で逮捕していた。【山口響】