https://www.jiji.com/jc/article?k=2021122700420
2021年12月27日14時01分

https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/202112/20211227ds53_p.jpg
グリフィス国連事務次長(人道問題担当)=1日、スイス・ジュネーブ(AFP時事)




 国連のグリフィス事務次長(人道問題担当)は26日、ミャンマー東部カヤ州で国軍が今月24日に民間人30人以上を殺害したとされる事件で声明を出し、事件を非難するとともに、ミャンマー側に対し「徹底的かつ透明性のある調査」を直ちに開始するよう求めた。
 声明によると、子供1人を含む少なくとも35人が殺害された上に焼かれたという信頼すべき情報がある。また、事件に巻き込まれた国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」の職員2人は行方不明のままという。グリフィス氏は「民間人への攻撃は国際人道法で禁じられている」と強調した。