https://hochi.news/articles/20211227-OHT1T51121.html
2021年12月27日 16時12分スポーツ報知


 元新潟県知事で自民党の泉田裕彦国土交通政務官が10月の衆院選で裏金を要求されたと主張している問題を巡り、自民党新潟県第5選挙区支部は27日、弁護士に調査を委託し、事実関係を追求すると明らかにした。

 泉田氏は、10月の衆院選で、2〜3000万円の“裏金”を自民党新潟県連元会長・星野伊佐夫氏から要求されたと今月上旬に告発し、星野氏とのやりとりを録音した音声データを公開していた。

 これを受けて、星野氏は20日、党県連に「迷惑をかけた」とし、離党届提出していたが泉田氏の主張に関しては「作り話。事実無根」と否定を続けている。

 法律事務所による泉田氏のヒアリングなどは既に始まっており、来年1月上旬まで泉田氏の秘書、関係者や星野氏のヒアリングなどを続ける。星野氏が、ヒアリングに応じなかった場合には、質問状を送付する予定で、1月中旬には調査報告書を第5支部に提出し、自民党新潟県支部連合会にも送付するという。