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2021年12月27日18時14分

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沖縄県警察本部=那覇市




 琉球銀行は27日、元支店長の50代男性が顧客の投資信託の購入資金約2億1000万円をだまし取っていたと発表した。元支店長は発覚前に退職しており、同行は刑事告発に向けて沖縄県警と調整している。


 琉球銀によると、元支店長は2006〜21年の間、「投資信託を購入する」と説明し、法人を含む14顧客から現金や小切手で資金を預かったが、購入せずにパチンコ代や借金返済などに使っていた。顧客が投信の解約を申し出たのをきっかけに、行内調査で発覚した。
 被害者には発覚までに約7000万円を返却。現在は全額を弁済して示談が成立しているという。同行は今後、経営陣を含めた関係者の処分を行うとしている。