https://www.jiji.com/jc/article?k=2021122700875
2021年12月27日21時23分




 【北京時事】中国政府は27日、海外市場に上場する中国企業に対し、規制当局の承認を義務付ける方針を明らかにした。海外上場企業の多くは「変動持ち分事業体(VIE)」と呼ばれる仕組みを利用して規制を回避しているとされ、義務化によって規制の網を掛けるのが狙い。


 国家発展改革委員会と商務省の発表によると、外資参入を制限している分野の企業が海外で上場する場合、規制当局の審査と同意を義務付けるほか、海外投資家が対象企業の経営に参加することを認めない。中国は情報通信やメディア、教育などへの外資参入を規制している。