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毎日新聞 2021/12/27 20:55(最終更新 12/27 20:55) 252文字




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岸信夫防衛相

 岸信夫防衛相は27日、中国の魏鳳和(ぎほうわ)国務委員兼国防相とテレビ会議形式で約2時間協議し、日中の偶発的衝突回避に向け、防衛当局間の専用回線「ホットライン」を2022年中に開設する方針で一致した。

 日中の防衛担当閣僚による直接対話は20年12月以来。岸氏は沖縄県・尖閣諸島周辺で相次ぐ中国公船の領海侵入を巡り「深刻な懸念」を伝達し、台湾海峡の「平和と安定」の重要性も強調した。岸氏は会談後、ホットライン開設について「中国との間で懸念があるからこそ率直な意思疎通が必要だ」と記者団に語った。【畠山嵩】