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毎日新聞 2021/12/29 06:15(最終更新 12/29 06:15) 252文字




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強風で湖岸に打ち付けられた波しぶきが繰り返し樹木に降りかかり、しぶき氷になる=福島県猪苗代町の猪苗代湖で2021年12月28日午後4時26分、三浦研吾撮影

 福島県猪苗代町の猪苗代湖・天神浜付近で、冬の風物詩「しぶき氷」が姿を見せている。寒波の影響で、今季は例年より1カ月近く早いお目見えとなった。

 しぶき氷は、湖の波しぶきが強風で湖岸の樹木に降りかかり、凍ってできる自然現象。寒さが強まり、しぶきが繰り返し樹木にかかることで、徐々に大きな氷の造形美となる。



 猪苗代観光協会によると、しぶき氷は今月19日ごろに一度できたが気温が上昇して消滅した。しかし、再来した寒波と白波が立つほどの強風により、再び姿を見せた。来年2月中旬ごろまで楽しめるという。【三浦研吾】