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毎日新聞 2021/12/29 09:06(最終更新 12/29 09:07) 291文字




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愛知県警本部

 衆院選(10月31日投開票)で介護施設の入所者を装って不在者投票したとして、愛知県警は公職選挙法違反(投票偽造)の疑いで、知立市にある介護施設の50代の女性施設長と60代の女性職員を書類送検した。施設を運営する法人が28日会見し「重く受け止め、再発防止を徹底したい」と陳謝した。

 施設などによると、施設長らは10月下旬、施設内であった不在者投票で、入所者1人分の投票用紙に意向を確認しないまま勝手に投票した疑いがある。



 公選法では、県選挙管理委員会が指定した介護施設などに入所する有権者の投票が認められている。法人は今後、施設長らを聴取し、処分の可否を判断するという。【藤顕一郎】