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2021/12/29 17:13



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F16V戦闘機の通過後に割れた民家の窓ガラス=読者提供

(嘉義中央社)南部・嘉義県水上郷の嘉義空軍基地に近い地域で25日、爆音がした直後に10軒以上の民家の窓ガラスが割れる被害が出た。飛行訓練をしていた空軍の戦闘機「F16V」の影響とみられ、軍は賠償する方針。

被害があったのは、25日午前10時ごろ。地域住民によると、突然大きな音が聞こえ、建物が地震のように激しく揺れた。驚いて外へ出ると、F16V戦闘機が低空を飛行しているのが見えたという。里長(町内会長)は中央社の取材に対し、10軒以上の民家で被害があったと話した。

空軍基地の担当者は、すでに被害の調査を終えたとし、壊れたドアや窓などの設備を修理すると語った。被害が発生した際、空軍の戦闘機は定例訓練を行っていたと説明。爆音がしたのは天候と関係があるとの見方を示した。

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空軍のF16V戦闘機=資料写真

爆音がしたのは今回が初めてではないと話す住民の張さんは、民家に被害が生じたのは戦闘機の飛行高度が低すぎたからではないかと指摘。訓練のやり方を見直し、基地周辺の住民を心配させないでほしいと訴えた。

(蔡智明/編集:齊藤啓介)

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影片來源:CNA-中部地方組