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毎日新聞 2021/12/30 04:15(最終更新 12/30 04:15) 有料記事 552文字




 カンボジアの旧ポル・ポト政権による大虐殺を裁く特別法廷は29日までに、人道に対する罪などで訴追されていた元中堅幹部1人を正式起訴せず、裁判手続きを終えることを決定した。残りは元最高幹部1人の公判だけになり、日本も支援して続いてきたポト派の刑事責任追及は来年にも実質終結する可能性が出てきた。

 特別法廷が28日付でポト派地方幹部だったイム・ティット氏(84)の不起訴を決定。収容所で市民の拷問や虐殺に関与した疑いがあるなどとして、外国人の共…

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