0001ひよこ ★ [ﾆﾀﾞ]
2022/01/01(土) 00:54:07.19ID:rtMHDmMb9毎日新聞 2022/1/1 00:00（最終更新 1/1 00:37） 541文字
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2021/12/30/20211230k0000m020194000p/7.jpg
経済同友会代表幹事の桜田謙悟氏＝SOMPOホールディングス提供
経済同友会の桜田謙悟代表幹事は毎日新聞などのインタビューに応じた。桜田氏は「円安で国力があるということは普通は考えられない。国力が付けば結果として円高に向かう」と話し、円安をプラスと捉える見方に疑問を呈した。
桜田氏は「数年前までは円安イコールハッピーで円安になると株価が上がる状況だった」としたうえで、「中長期的に見れば為替相場は国力を反映している」と指摘。円安は、日本の国力低下を表しており、好ましくないとの認識を示した。
経済同友会が会員企業に行ったアンケートでは、円安は「メリットの方が大きい」という回答が2％にとどまった一方で、「どちらかといえば、デメリットの方が大きい」「デメリットの方が大きい」という回答は合計で70％に上ったという。桜田氏はこの結果を踏まえ、「今の（円相場の）水準は適切でないというのが経済人の見方だ」と指摘した。
円高は、海外から原材料などを安く輸入できる点でプラスになるとの考えを示し、「構造改革で強い体質に変えて、結果として円が強くなる」ことが必要だと話した。
2022年の経済情勢については、世界経済は「全体としては緩やかに上昇するだろう」とした一方で、日本経済については「依然として消費が伸びない可能性がある」と懸念を示した。【山口敦雄】
