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長期政権へ 岸田首相 4つの試金石 [ひよこ★]
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0001ひよこ ★ [ニダ]
垢版 |
2022/01/04(火) 06:27:10.08ID:kRMVz7Oc9
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2022/01/04/kiji/20220104s00042000129000c.html
[ 2022年1月4日 05:30 ]

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一定の支持を維持し、長期政権を目指す岸田首相
Photo By 共同

 岸田文雄首相はきょう4日、伊勢神宮(三重県伊勢市)に参拝し、2022年の活動をスタートさせる。歴代首相による毎年恒例の行事で、くしくも政権発足からちょうど3カ月の節目。参拝後に予定される年頭記者会見での発言が注目される。安定政権樹立に強い意欲を見せる首相。長期政権への道筋を付ける上で問われる4つの試金石を探った。

 (1)支持率 時の政権にとって推進力である一方、崩壊への引き金ともなるのが内閣支持率だ。

 岸田政権発足時の昨年10月は共同通信世論調査で55・7%。ご祝儀相場を考えれば、お世辞にも高いとは言えない水準だった。

 18歳以下への10万円相当給付をはじめ、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」対策としての国際線新規予約一律停止、さらには濃厚接触者の受験を認めない措置など、岸田政権では批判を受けて方針転換する事態が続いている。

 「朝令暮改」「想像力の欠如」などと攻撃する野党に対し「聞く力」による柔軟性の結果だと強弁する首相サイド。これまでのところ、こうした政権運営が功を奏しているのか、昨年12月の数字は60・0%に上昇。

 政権発足後、一定程度の支持率をキープできれば長期政権になる傾向もあり、批判回避に腐心する日々が続きそうだ。

 (2)コロナ対策 支持率を左右するのがコロナ対策。後手対応で低空飛行が続いた菅政権が短命に終わったのは記憶に新しい。オミクロン株による感染第6波の襲来が懸念される中、首相にとっても最大の不安材料だ。菅義偉前首相を反面教師に「最悪の事態を想定」「先手先手」と繰り返してきた首相は3回目のワクチン接種時期を巡っても二転三転。キーワードは「前倒し」で、確実に進められるかが焦点だ。菅氏のような説明不足は命取り。「話す力」も試される。

 首相は3日、オミクロン株を含めた感染状況について、公邸で後藤茂之厚生労働相ら関係閣僚から報告を受け、対応を協議した。

 (3)外交 安倍政権で外相を4年7カ月務めた首相。「外交の岸田」をアピールし、支持率上昇につなげたいところだが、コロナ下で首脳外交は停滞している。

 最優先事項は米バイデン大統領との早期の対面会談。日米の結束を内外に示す場だ。就任直後の電話会談で早期に行うことで一致したものの、昨年11月に「COP26」が開催された英国で短時間懇談したのみ。中間選挙を控えるバイデン氏は内政の課題に追われ、日程調整は難航。国会が召集されたら、ますます窮屈になる。

 秋に国交正常化50周年を迎える中国との付き合い方も難問。海洋進出を強め、台湾に圧力をかけ続ける最大の貿易相手国との距離をどう取るか、難しい判断を迫られそうだ。

 (4)参院選 最大のヤマ場は夏の参院選。自民、公明両党での過半数維持が死守すべきラインだ。

 昨秋衆院選に続き参院選でも勝利し、政権運営を安定軌道に乗せる戦略を描く首相。衆院議員の任期は2025年10月までで、解散がなければしばらく大型国政選挙はなし。政局の主導権を確保し24年9月の党総裁選で再選、長期政権を狙う。

 自公で改選68のうち57を取れば、非改選と合わせて過半数125をクリア。コロナの感染拡大抑え込みはもちろん、過去最大となる107兆円超の22年度予算の年度内成立に全力を挙げ、経済を上向かせて決戦に臨む算段だ。

 過半数を割れば、政権発足1年と持たず退場を迫られる事態も予想される。
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