0001ひよこ ★ [US]
2022/01/05(水) 08:12:30.59ID:uLuesUb69https://hochi.news/images/2022/01/04/20220104-OHT1I51241-L.jpg
石巻市の交差点で“辻立ち初め”をする森下千里氏
昨年10月に行われた第49回衆院選に宮城5区から出馬したものの落選した元タレントの森下千里氏(40)は、現在も「次の選挙」に向け、辻立ちを続けている。「次の選挙」は「10増10減」が議論される衆院選か、はたまた今夏の参院選か。宮城・石巻市で3日に“辻立ち初め”をした森下氏。落選から2か月たった「現在地」を聞いた。(瀬戸 花音)
「五黄の寅(36年に一度巡ってくる運気が高い年)の今年をたくましく生きるために頑張っていきたいと思います!」
石巻市に移住して初めての年明けは寒かった。最高気温2度。かじかむ手でマイクを握る。事務所近くの交差点で新年のあいさつをする森下氏に、通りすがりの車の中から温かい声がかけられた。「この『がんばれ』って声がなかったらくじけそうですよね」
愛知県出身で、縁もゆかりもなかった石巻に昨年4月に移住。衆院選では財務相も務めた立憲民主党・安住淳氏(59)に挑んだ。1600回以上行った辻立ちのかいあってか、6万票余りを獲得したが、安住氏に約2万票の差を付けられ敗北。比例復活もならなかった。それでも、落選直後から辻立ちを2日に1回ほどのペースで再開。大みそかまで声を上げた。「元から1回ダメでもやめようとは思っていなかった。初志貫徹で続けています」
「次の選挙」も厳しい戦いが予想される。1票の格差を埋めるため衆院議員定数を見直す「10増10減」案の議論が行われており、見直された場合、宮城は定数が6から5に減少する見込み。自身の選挙区が削られることも考えられる。それでも「衆院はいつ解散があるかわからない。10増10減の前に選挙が来るかもしれないという気持ちで活動をやめないことが大切」と国政への強い意欲をみせた。 芸能生活18年の中で日本や世界を飛び回り「日本という美しい国が続くように、それを造っていく一員でありたい」と思った気持ちが政治への道を志した源だという。その中で、「震災は国にとって大変大きな問題。この地で働くというのは大きな意味がある」と宮城県に飛び込んだ。
今夏の参院選。宮城選挙区は自民党からの出馬を模索する無所属現職の桜井充氏(65)と、同党県議の石川光次郎氏(54)が改選1の同党公認を争っているが、正式な公認候補はまだ決まっていない。森下氏は「国政でやりたいが、(衆院か参院かは)党が決めること。与えられたフィールドで頑張りたいと思っている」と参院選出馬の可能性も否定はしなかった。
落選後、11月には同区の支部長に再任されたが、党からの活動費と支援者からの寄付、自身の貯金で過ごす生活は決して楽ではない。「支部長としても活動費はありますが、報酬は1円もない。変わらず大変です。生活に使うお金はなかなか増やせない。何よりも議員の仕事が出来てないことがつらいです」
支えは「森下さんが来てから石巻が明るくなった」という支援者からの言葉だという。先行きの見通せない中、“辻立ちクイーン”は自らの政策を訴え続けている。
◆森下 千里(もりした・ちさと)1981年9月1日、愛知県名古屋市出身。40歳。19歳でレースクイーンとしてデビュー。2001年度の「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる。02年に芸能界に進出し、グラビアを中心に女優・歌手としても活動。テレビ朝日系「ロンドンハーツ」で注目され、バラエティータレントとして人気を得る。15年11月には小説「倍以上彼氏」を出版。19年末をもって芸能界を引退。特技はゴルフ。血液型A。
続きを読む
https://hochi.news/articles/20220104-OHT1T51167.html?page=1