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2022/01/05(水) 16:28:06.94ID:uLuesUb69毎日新聞 2022/1/5 14:03(最終更新 1/5 14:04) 565文字
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首相官邸=竹内幹撮影
韓国軍合同参謀本部は5日、北朝鮮が同日午前8時10分(日本時間同)ごろ、内陸から日本海に向け弾道ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体1発を発射したと発表した。日米韓軍事当局が詳しい分析を急いでいる。海上の落下地点について、岸信夫防衛相は記者団に日本の排他的経済水域(EEZ)の外側と推定されると明らかにした。発射を受け、日本政府は首相官邸の危機管理センターに対策室を設置した。
北朝鮮によるミサイル発射は、昨年10月19日の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)以来、約2カ月半ぶりで、今年に入って初めて。弾道ミサイルであれば、国連の安全保障理事会決議に違反する。
岸田文雄首相は首相官邸で記者団に「昨年来、北朝鮮が連続してミサイルを発射していることは誠に遺憾だ。これまで以上に警戒・監視を強める」と述べた。また、首相は関係省庁に、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に迅速・的確に情報提供する▽航空機・船舶の安全確認の徹底▽不測の事態に備えて万全の体制を取る――の3点を指示した。
北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記は、昨年末に開かれた朝鮮労働党中央委員会総会で「現代戦に相応した威力ある戦闘技術機材の開発、生産を力強く推進」することなどを強調し、引き続き軍事力を強化する方針を示していた。【渋江千春(ソウル)、川口峻、畠山嵩】