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2022/01/05(水) 21:15:11.43ID:uLuesUb692022/01/05 12:46
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リトアニアのナウセーダ大統領＝facebook.com/nausedagitanasから
（台北中央社）リトアニアのナウセーダ大統領は4日、中華民国（台湾）が「台湾」名義で代表機関を設立することをリトアニア政府が認めたことは「誤り」だとの考えを示した。これを受けて外交部（外務省）の欧江安（おうこうあん）報道官は同日、外交の慣例に基づき、他国内部の政策決定に対するコメントの発表は控えるとしつつ、リトアニアを固く応援する台湾の決意は変わらないと述べた。
台湾は昨年11月18日、リトアニアの首都ビリニュスに「駐リトアニア台湾代表処」を開設し、業務を開始した。中国はこれに反発し、リトアニアとの外交関係を「代理大使級」に格下げすると表明。リトアニアへの圧力を強めているだけでなく、中国と欧州連合（EU）の関係にも影響が出始めている。
ナウセーダ氏は現地のラジオ番組のインタビューで「台湾代表処の開設に誤りがあるのではなく、台湾を冠したことに誤りがある。この件について私は相談を受けたことがない」と語り、「代表処の名称が現在、中国との関係に影響する重要な要素になっている」ことは遺憾だと述べた。
欧報道官は、中国政府が各種の卑劣な手段でリトアニアへの政治的圧力や経済的ボイコットを進めていることに対し、外交部として厳正に非難すると表明。民主主義、自由体制や自由貿易、自由市場経済の仕組みを堅持する、理念が近い世界の全ての国に対し、リトアニアへの支持を呼び掛けた。
（王慶剛／編集：名切千絵）
