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毎日新聞 2022/1/8 13:00(最終更新 1/8 13:00) 有料記事 1307文字




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立憲民主党の新代表に選出され、記者会見する泉健太氏=東京都内のホテルで2021年11月30日午後4時27分、幾島健太郎撮影

 旧民主、旧民進党の流れをくむ立憲民主党と国民民主党は、2021年秋の衆院選を前後して関係が悪化した。立憲側では、「国民に近い」とされる泉健太氏の代表就任を機に、関係修復や合流協議の進展に期待の声が上がる。来夏の参院選を前に野党陣営がまとまって与党に対抗する狙いだが、一方の国民は衆院選での議席増を受けて強気の独自路線に走り、見通しは立っていない。

 「『ともに戦ってもらいたい』という声がある。真摯(しんし)な話し合いは大事だと思う。さまざまな形で意見交換や連携は進めたい」。21年12月24日の記者会見で国民との合流について問われた泉氏はこう語り、前向きな姿勢を示した。21年秋の立憲代表選中には国民を「兄弟」と呼んで秋波を送った。

 その国民は…

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