https://www.sankei.com/article/20220108-V7ANHCEYWZNT7E2RPXD5C5TRSI/
2022/1/8 18:22



国民民主党栃木県連代表の斉藤孝明県議（４９）が、飲酒後に車を運転し物損事故を起こしたのに、警察に事故を申告しないまま車を置いて現場を離れていたことが８日、分かった。斉藤県議が取材に答えた。その後現場に戻り、警察官に飲酒を申告したが、検査では基準値を超えるアルコールは検出されなかったという。

斉藤県議によると、５日夜、知人と宇都宮市内のバーでウイスキーを３杯ほど飲んだ後、帰宅のため乗用車を運転。６日午前１時半ごろ、市内の道路脇の石に車を乗り上げ、車の下部を損壊したが、１１０番通報せずに車を残したままその場を離れた。

その後友人の車で戻り、現場にいた警察官に酒を飲んで運転したことを伝えたという。

斉藤県議は「普段は代行運転を呼ぶが、大丈夫だろうと気持ちの緩みがあった。道義的責任を感じている。有権者や関係者に深くおわび申し上げる」と話した。