2022.01.10 Mon posted at 14:58 JST




https://www.cnn.co.jp/storage/2022/01/10/01cb29df2e5cf35f3a0b2c9995b9bb0f/t/768/432/d/01-marble-arch-mound-london-restricted-super-169.jpg
昨年7月に登場した600万ポンドをかけた観光施設が閉鎖に/Vuk Valcic/SOPA Images/Shutterstock

(CNN) 英ロンドンの新しい観光名所として登場した「マーブル・アーチ・マウンド」が、開業からわずか半年で閉鎖になった。地元ウェストミンスター区議会が600万ポンド(約9億4000万円)をかけて鳴り物入りで建設したものの、昨年7月の開業以来、市民の大きな失望の種になり、SNSには揶揄(やゆ)のコメントがあふれていた。

マーブル・アーチ・マウンドの営業は9日で終了。閉鎖を前に、入口や公式サイトで入場チケットが無料配布されていた。

ハイドパークとオックスフォードストリートの角に位置する同マウンドは、同区の「スマート化、緑化」を目指す一環として計画された。訪れた人は緑豊かな美しい光景を展望でき、内部では光のエキシビションが楽しめるという触れ込みだった。

ところがオープンしてみると、まだ明らかに未完成の状態に入場者はショックを受けた。SNSに投稿された写真には、建設に使われた足場がむき出しのままの光景が映っており、宣伝されたような豊かな緑もほとんど存在していなかった。


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https://www.cnn.co.jp/travel/35181848-2.html