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2022年01月10日22時35分

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【図解】マリ

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国防省に集結するマリの反乱部隊=2020年8月、バマコ(AFP時事)




 【アクラAFP時事】西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は9日、ガーナで首脳会議を開き、民政移管を遅らせているマリの軍政を「何から何まで許し難い」と強く非難、国境封鎖や禁輸、援助停止、資産凍結に大使引き揚げといった制裁実施を決めた。マリ軍政は、民政移管の選挙を2026年末に行うと主張しているが、ECOWASは「国民を人質に不法な軍政が5年も居座ろうとしている」と切り捨てた。
 20年8月のクーデターで権力を握った軍政は当初、22年2月の選挙で民政移管すると約束した。しかし、21年5月に再びクーデターを行い、最初の約束を無視している。ECOWASは約束通りの選挙実施を迫っていた。