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2022/1/10 23:54


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アフガニスタンのタリバン暫定政権のムッタキ外相=2021年11月、パキスタン・イスラマバード(共同)

アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権は10日、ムッタキ外相が、抵抗勢力を率い現在は隣国タジキスタンが拠点とされるアフマド・マスード氏とイランで面会したと発表した。「無事に国へと戻れることを保証した」としており、和解努力を演出した形。面会の日時は明らかにしていない。

抵抗勢力は、全34州のうち最後までタリバンの支配が及ばなかった北東部パンジシール州を牙城としていたが、タリバンが昨年9月上旬に制圧を宣言した。マスード氏は「最後まで戦い抜く」と表明していた。

マスード氏は旧タリバン政権に抵抗して2001年に暗殺された国民的英雄、マスード司令官の息子。(共同)