0001ひよこ ★ [ﾆﾀﾞ]
2022/01/11(火) 07:56:18.37ID:N+6DiNWH92022年01月11日07時10分
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中国の習近平国家主席（左）とロシアのプーチン大統領＝２０１４年２月、ソチ（ＡＦＰ時事）
【モスクワ時事】米英などが北京冬季五輪の「外交ボイコット」に踏み切る中、ロシアのプーチン大統領は中国の招待に応じ、開会式に出席する。権威主義体制を強め米国と対立する中ロは近年、連携を深化。プーチン氏と習近平国家主席は五輪という晴れの舞台を利用し、対米結束を誇示する構えだ。
組織的なドーピング問題の処分で、ロシア政府関係者は五輪などに原則出席できないが、開催国首脳が招いた場合は例外。プーチン氏の訪中は「特別扱い」となる。
「五輪は間違いなく最高の水準で開催される。中国はそれができる」。昨年１２月の習氏とのオンライン会談で、プーチン氏はこう称賛。北京で直接会うことを「期待している」と語り、蜜月ぶりをアピールした。
その後、昨年末にモスクワで行われた記者会見では、外交ボイコットを「中国の発展を抑えようとする試み」と批判。「スポーツを使って目先の問題を解決しようとするのは誤りだ」と中国に終始配慮する姿勢を見せ、「われわれは常にスポーツの政治化に反対してきた」と訴えた。
ロシアは２０１４年のウクライナ南部クリミア半島併合で欧米との関係が決定的に悪化し、経済面で対中傾斜を強める。中ロの貿易額は１５年の約６４２億ドル（約７兆４０００億円）から２０年には約１０７８億ドル（約１２兆５０００億円）に増加。年末会見でプーチン氏は「購買力平価換算で中国の経済は米国より大きい。（将来的に）中国は世界第１位の経済大国になる」と持ち上げた。
軍事面での連携も強化している。昨年１０月には日本海で合同演習を行った中ロの軍艦１０隻が、そのまま日本を周回。プーチン氏は年末会見で、中ロの協力が国際社会の「安定要因」になっていると主張した。プーチン氏と習氏は五輪開会式に合わせて首脳会談を行い、政治文書に署名すると報じられている。
