https://www.sankei.com/article/20220111-22LTVIQTFZIPDDV3IKAL4TG5AA/
2022/1/11 16:32


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会見を行う公明党の山口那津男代表=11日午前、国会内(矢島康弘撮影)

公明党の山口那津男代表は11日の記者会見で、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたことについて「極めて遺憾だ。引き続き厳重な警戒監視にあたり、平和と安定を脅かす暴挙に対して、国際社会と連携し、しっかりと日本として対応していただきたい」と述べた。

山口氏は北朝鮮が今月5日にも日本海に向けて弾道ミサイルを発射していることを挙げ、「日本政府から北朝鮮側に遺憾の意を示し、国連安全保障理事会でも対応の協議がされたばかりだ」と指摘。「必要な情報の提供を国民に行い、不測の事態に備えて、万全の態勢を政府として取っていただきたい」と求めた。

また、改めて敵基地攻撃能力の保有について問われた山口氏は「どういう防衛力や抑止力、日米安保のもとでどんな役割分担が必要かを、憲法、非核三原則、専守防衛など基本の枠の中でしっかり議論を深めていくことが大切だ」と重ねて慎重姿勢を示した。さらに「何度も何度も同じことばかり聞かれるので、いささか辟易(へきえき)している」とも語った。