2022.01.11 Tue posted at 20:02 JST



(CNN) 1億8000万年前の魚竜イクチオサウルスのものとみられる巨大な化石がこのほど英国で見つかった。研究者らは現地における過去最も重要な発見のひとつと位置付けている。

化石はイースト・ミッドランズのラトランドにある貯水池で見つかった。英国で発見されたイクチオサウルスの化石としてはこれまで最大かつ最も完全なもので、長さは約10メートル。頭骨の重さは1トンに達するという。

恐竜と同年代に生息していた水生爬虫(はちゅう)類のイクチオサウルスは、イルカに似た体形をしている。2億5000万年前に最初に地球上に現れ、9000万年前ごろに絶滅した。

化石の存在は昨年2月、レスターシャー・アンド・ラトランド・ワイルドライフ・トラストの保護チームを主導するジョー・デービス氏が最初に確認していた。

古生物学者のチームによる大規模な発掘が行われたのは同年8〜9月のことだ。発掘はイクチオサウルスの専門家で、現在マンチェスター大学の客員研究員を務めるディーン・ロマックス氏が主導した。


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https://www.cnn.co.jp/fringe/35181891-2.html