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毎日新聞 2022/1/12 16:25(最終更新 1/12 16:26) 418文字




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神奈川県警=山本明彦撮影

 女性の胸元やスカート内を盗撮したとして、神奈川県警は12日、伊勢佐木署刑事1課の男性巡査部長(42)と川崎署交通課の男性巡査長(30)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。いずれも同日付で依願退職した。

 県警監察官室によると、巡査部長は2021年6月10日、横浜市港南区の京急上大岡駅の下りホームでベンチに座っていた大学1年の女子学生(18)の胸元にスマートフォンを差し向けて盗撮したなどとして、同年8月に県迷惑行為防止条例違反の疑いで書類送検された。「下着を見たかった」と供述したという。同年11月に横浜地検が不起訴とした。



 巡査長は同年7月7日、同駅のエスカレーターで、高校1年の女子生徒(16)のスカート内をスマホで撮影したとして同条例違反の疑いで同年11月に書類送検され、翌12月に横浜簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。

 鎌田耕造・監察官室長は「被害者をはじめ県民の皆様に深くおわびする」とコメントした。【洪〓香】