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2022/1/17 20:30


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自民党の両院議員総会で挨拶する茂木敏充幹事長=17日午前、東京・永田町の自民党本部(寺河内美奈撮影)

自民党の茂木敏充幹事長は17日の記者会見で、中国政府による新疆(しんきょう)ウイグル自治区などでの人権侵害行為を非難する国会決議に関し、同日召集された今国会での対応について「各党が合意して採択につながればと考えている」と述べた。

昨年、超党派の国会議員連盟が各党に決議採択を働きかけたが、採択は見送られた。茂木氏は「熱心に取り組んでいる関係者だけではなく、各党でも党内手続きをしっかりと終えていただくことが採択の前提になる」と述べた。自民党や公明党を含む複数の政党が、党として了承を決定するに至っていない。

茂木氏は「中国に対し、人権状況など懸案事項について問題提起し、行動を改めるようこれまでも働きかけてきた」と強調した。