0001ひよこ ★ [ﾆﾀﾞ]
2022/01/18(火) 13:00:08.82ID:ry/LRTUm9毎日新聞 2022/1/18 11:07（最終更新 1/18 11:08） 740文字
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押収されたパソコンや電話など＝警視庁本富士署で2022年1月18日午前
パソコン（PC）画面に「ウイルスに感染した」と虚偽の警告を表示して駆除名目で現金をだまし取る「サポート詐欺」をしたとして、警視庁サイバー犯罪対策課は18日、ともにフィリピン国籍でコンピューターサポート会社社長のアライ・イメルダ・ナガ容疑者（52）＝住所不詳＝と、次女の元同社社員、イシイ・ライカ・ダウン・アライ容疑者（28）＝千葉県松戸市西馬橋4＝の女性2人と、親族の元少年の計3人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
同課は、2018年10月〜19年7月に400人以上から計2000万円超を詐取したとみて調べる。サポート詐欺は近年、被害が急増しているが、警察による立件は全国初とみられる。
逮捕容疑は19年5月16日、東京都内に住む60代女性が使用するPC画面に「ウイルスやスパイウエアへの感染が警告されています」とする虚偽表示や音声を流し、技術サポート費用の名目で現金約3万円をだまし取ったとしている。3人はいずれも容疑を否認している。
サイバー犯罪対策課によると、イメルダ容疑者らはインターネット上の広告機能を何らかの方法で悪用し、ウイルス感染したという虚偽の警告と、「03」から始まるサポート窓口の電話番号を被害者のPC画面に表示。窓口に電話をかけると、フィリピンにいるオペレーターが片言の日本語で2万9000〜3万9000円のサポート契約を持ちかけていたとみられる。詐取金の一部はフィリピンの関連会社に送金されていた。
国民生活センターによると、サポート詐欺に関する相談は21年4〜12月に2827件あり、うち1002件で現金を詐取される被害が確認された。同センターや警視庁は「表示された電話番号には絶対に連絡しないでほしい」と注意を呼びかけている。【柿崎誠、斎藤文太郎】
