https://www.sankei.com/article/20220118-YNWZJTTQTBJRJLDTC2KFW5CIAE/
2022/1/18 14:37


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松野博一官房長官(矢島康弘撮影)

松野博一官房長官は18日の記者会見で、封鎖中だった中朝国境で約1年半ぶりに貨物列車が運行するなど北朝鮮が外交や経済を再開する兆候を見せていることについて「北朝鮮をめぐる動向は重大な関心を持って平素から情報収集、分析に努めている」と述べた。

松野氏は、北朝鮮で重要政策を議論する昨年12月の朝鮮労働党党中央委員会総会で金正恩(キム・ジョンウン)党総書記が「経済を成長軌道に乗せることに全力で集中すべきだ」と表明したと指摘。また、中国政府が「友好的」とする中朝協議を経て貨物列車の運行再開が発表されたと説明し、「日朝関係に与える影響について予断は控えたいが政府として引き続き情勢を注視したい」と述べた。

北朝鮮は中国での新型コロナウイルス流行後に国境封鎖を続けてきた。貨物列車の運行が確認されるのは約1年半ぶりとみられる。