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毎日新聞 2022/1/18 22:39(最終更新 1/19 00:31) 282文字




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 航空機のコクピットに設置された計器=8日、サウスカロライナ州ウェストコロンビア(ロイター=共同)

 全日本空輸と日本航空は18日、羽田と成田空港を発着する米国便の一部を欠航させると明らかにした。米国の空港周辺で携帯電話の5G移動通信システムのサービスが始まるのに伴い、米航空機大手ボーイングから777型機の電波高度計に支障が出る恐れがあると通知を受けた。全日空は20日にかけて最大計20便の欠航が出る恐れがある。日本航空は19日の旅客便3便と貨物便5便の欠航を決めた。

 ロイター通信によると、アメリカン航空などは17日付で、連名で米運輸長官らに書簡を送付。運航のキャンセルや遅延によって1日で1100便以上、乗客10万人に影響が出る恐れがあると警告した。(共同)