https://www.sponichi.co.jp/society/news/2022/01/19/kiji/20220119s00042000277000c.html
[ 2022年1月19日 13:12 ]

 北海道札幌市の円山動物園が18日、ホームページを更新。17日、園内のこども動物園で飼育中のエゾユキウサギが脱走した事故について、経緯を伝えた。

 事故は17日の午前7時頃に発生。園内のこども動物園で放飼場の外に出ているエゾユキウサギを職員が発見。頭数を確認したところ、3匹が脱走していたことが判明した。

 その後、9時ごろに網によって1頭、さらに11時45分ごろにも網によって1頭を捕獲。しかし、残りの1頭は園内でキツネとエゾユキウサギの足跡、及び大きな血痕を発見したことから、キツネにより捕食されたとみられている。

 円山動物園は「ご来園の皆様、市民の皆様に、ご心配ご迷惑をおかけしましたことまた、大切な動物を死亡させたことを深くお詫び申し上げますとともに、今後は、このようなことを起こさないよう再発防止対策の徹底に取り組んでまいります」と伝えた。また、脱走の原因については、「ここ数日の大雪で降り積もった雪のため、本来であれば届かない高さにあるネットに届いてしまい、噛みちぎられ穴が開いてしまった」としている。ネットの穴はすでに補修されている。